川崎医科大学の3年生の消化器Ⅱで起きたバイオハザード

医学部進級対策ゼミ「医進ゼミ」の代表の石戸です。

明日は川崎医科大学の3年生は、
消化器Ⅱの追試(再試験)があります。

実は、この消化器Ⅱ、
今年はバイオハザードが起きました

バイオハザードとは?

まず始めに
”バイオハザード”についてご存知ない方のために、
説明をさせて頂きましょう。

バイオハザードとは本来の意味は、
「有害な生物によって引き起こされる災害」のことを表します。

転じて、大学の試験において、
過去問と大きく変わった出題が行われ、
多くの人が追試(再試験)にかかることを

バイオハザードが起きた

と言います。
(え?もしかして、これ使っているのは私だけ??)

消化器Ⅱの問題はエグすぎました・・・

さて、話を元に戻すと、
今回の消化器Ⅱの試験。

過去問が全然通じない、
非常に難しい問題のオンパレードでした。

過去に出題されているならまだしも、
初見でこのセットは無理でしょう。
という出題のオンパレードです。

例えば、次の問題

【令和元年度の消化器Ⅱ1の復元問題】
=======================
B型肝炎の治療薬について誤ったものを選べ
a ペグインターフェロン
b アデホビル
c テノホビル
d ソホスブビル
e ラミブジン
=======================

正解がわかるでしょうか??
正解は、d のソホスブビルです。

このように、初見で、難しい問題が続くエグい問題のオンパレードでした。

ちなみに、、、この問題の難易度を検証するために、
選択肢問題だけを
5年生の医大生に解いてもらいました!!
結果は、、、

48.6%

でした。

やはり、かなり難しいですね。

正直甘く見ていました・・・

川崎医科大学の3年生の後半の山場は、
「神経」と「消化器Ⅱ」と言われています。

したがって、気合いを入れていましたが、
予想よりもかなり難しい出題構成でした。

残念ながら、医進ゼミの生徒さんも、
追試(再試)にかかってしまいました。

過去問を変えてくる先生の出題は、
次年度も変えてくる可能性がある
ので、
次年度は出題難易度が少々上がっても大丈夫なように、
万全の体制にしておくぞと心に強く誓いました。

もちろん、残念ながら、追試にかかってしまった
生徒さんにも、
試験の前日(今日)まで対策をみっちりしたので
きっと合格してくれるだろうと思います。

大学の試験は情報戦でもある

さてさて、今年の川崎医科大学の3年生の消化器Ⅱの試験で
バイオハザードが起きたという事をお伝え致しましたが、
この記事を通して、あなたにお伝えしたいことは、
「大学の試験は情報収集も大事」ということです。

今回、消化器Ⅱがここまで難しくなると予想はできなかったものの、
ある程度難しくなると予想していました。

なぜならば、
例年、脳神経と消化器Ⅱの試験は鬼門と言われるくらい、
難しいことで有名だからです。

大学の試験において、
何を持って「難しい」と言うか?というと、
「難しい」とは、
「過去問どおりではない出題がされる」
ということです。

ですから、あなたも、学校の試験で
何の科目が「難しい」試験なのか?知っておくと良いでしょう。
「難しい」と言われる試験は厚めに対策をしておく。

それだけで、
本試験での合格のしやすさが格段に跳ね上がることでしょう。

きっと、来年度は多くの人が、
消化器Ⅱに向けてガチ勉して臨まれることでしょう。

医進ゼミでも、来年度の消化器Ⅱに向けて、
テキストをしっかり作りこんでおきます。

そう思った2月5日でした。

明日、消化器Ⅱの追試験がある皆さん、
明日の試験頑張ってください。

明日はバイオハザードが起きない
マイルドな出題であることを祈っていますm(_ _)m

追伸
そう言えば、以前、
「なぜ優秀な医大生が医学の勉強でつまづくのか?」
というテーマで記事を書いています。
明日試験を控えていないという方は、
参考になるかと思いますので、良ければぜひご覧ください。

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