なぜ優秀な医大生が医学の勉強でつまづくのか??

医進ゼミの石戸です。

今や医学部は超難関です。
超難関の医学部受験を突破した医大生なら、 大学の授業でも難無くついていけるのではないか?
そう思われる方が多いのですが、実は、そうではありません。

勉強時間を取っているのに、進級できないという声はよく聞きます。
超難関の受験を突破したのに、なぜ大学の勉強で苦労するのでしょうか??

結論から言えば、勉強法が悪いからです。
高校の時の勉強法と同じ勉強法で大学でもやっていこうと思ったら、
まず間違いなく失敗します。

本日は、「なぜ優秀な医大生が医学の勉強でつまづくのか?」 について、お伝えしたいと思います。

超難関の受験戦争を突破したエリート集団

医進ゼミは医大生向けの授業を提供していますが、
弊社(岡山大学医学部進学会)には、
別部門で医学部受験を目指している中高生をサポートする 「医学部進学会」という部門もございます。

したがって、弊社は医学部受験のプロでもあります。
その立場から申し上げると、どんな医学部でも合格するには、
偏差値が65以上必要であると言われています。

つまり、医大生になっているということは、
偏差値65の壁を突破している人たちばかりなので、
それだけで、かなり優秀な集団と言えます。

大学に入ってからの挫折・・・

ところが、そんな優秀な人たちの集まりであるにも関わらず、
大学に入って全然成績が上がらないというケースがあります。

もちろん、大学に入って、気が緩み、
勉強時間を取っていないから追試にかかりまくるという ケースもございます。
しかし、一生懸命勉強しているのに、 うまく大学のテストで点が取れないというケースもよくあります。

なぜ、優秀で大学に入っても勉強しているのに、
テストの点数が悪いのでしょうか??

それは、冒頭でも申し上げたように、勉強法が悪いからです。
大学の勉強を高校の勉強の延長だと考えています。

大学受験の時にやっていた勉強法を大学でも続けようとするから失敗します。

具体的な例を上げると、次の3つのパターンが多く見られます。

医大生がやってしまう間違った勉強法3選

実際に、医大生がやってしまう勉強法を3つご紹介しましょう。
① すべてを完璧に理解できるまで次に進まない
② 何が問われても良いように試験対策を行う
③ 絶対的な用語・答えがあるという前提で勉強している
の3つです。いずれかに当てはまっていたら、勉強の効率は悪いので、変えることをお勧め致します。

それぞれの勉強法が間違っている理由について、説明すると大変なので、
また、改めて書かせて頂きます。(楽しみにしておいてください!!)

①~③の勉強法をしてしまっているという方は、
医学の勉強でつまづく可能性が高いです。
ぜひ、この機会にやり方を変えてみようと思って頂ければ幸いです。

まとめ

優秀だと言われる医大生が、
医学の勉強につまづく理由は、
勉強法が悪いからです。

医学部受験でうまくいった勉強法をやれば、
大学のテストでも良い点が取れると思っているから、
医学の勉強でつまづくのでした。

具体的には、
① すべてを完璧に理解できるまで次に進まない
② 何が問われても良いように試験対策を行う
③ 絶対的な用語・答えがあるという前提で勉強している
の3つの勉強法をやっている方は要注意です。

ポイントは、大学生になったら、
今までの勉強法は捨てて、大学の試験に合わせた試験対策を行うことです。

勉強法を変えるだけで、今まで追試に毎回かかっていた人が、
全く追試にかからなくなるということが良くあります。
「思うように、伸びていないなぁ」と感じている方は、
勉強法を見直してみると良いかもしれません。

追伸
もちろん、医進ゼミにご相談を頂ければ、喜んで、
勉強法をお伝えさせて頂きます。
どうしたら良いかわからないという方は、ぜひご相談ください。

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