【M2】速報!川崎医科大学の2020年1学期の期末試験の結果(2年生)

医進ゼミの石戸です。

川崎医科大学の試験期間(期末試験・講義末試験)が終わり、
8月8日(土)に期末試験の結果が出ました。

先日、3年生、4年生の試験結果の記事を掲載致しました。
★3年生の試験結果の記事


★4年生の試験結果の記事

本日は、上記記事に関連して、
2年生の1学期の期末試験の結果について振り返っていこうと思います。

今の川崎医科大学の1年生の方の参考になれば嬉しいです。

2年生の試験はどんな試験??

まず、試験結果をご覧いただく前に、2年生の試験の内容からみていきましょう。
2年生の試験科目は「基礎科目」と言われています。
一方、3年生・4年生のは「臨床科目」と言われています。

基礎科目・臨床科目とは??

「基礎」というと、「簡単」なイメージを持ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはありません。
「基礎」科目というのは、わかりやすく言うと人体の正常構造・正常機能を学ぶことです。
・どんなメカニズムで筋肉が動くのか?
・どんなメカニズムでエネルギーを作っているのか?
・何が血を止めているのか?
など、身体の正常構造・正常機能を学ぶのが「基礎」となります。

一方、「臨床科目」は実際の疾患を学びます。
言い換えると、人体で起こる異常事態を学ぶことが「臨床」科目です。

では、川崎医科大学の2年生では、具体的に何を学ぶのでしょうか?
川崎医科大学の2年生の1学期の科目は、次の12科目になります。

(1) 生命科学Ⅱ (2) リベラルアーツ選択Ⅱ (3) 人の行動と心理 (4) 代謝 (5) ゲノム医学 (6) 臨床発生学 (7) 情報活用と組織行動
(8) 他社への関心と新たな交流 (9) 生体内情報伝達 (10) 機能系統合実習 (11) 基礎医学による病態理解 (12) 生体と微生物Ⅰ(細菌)

です。

川崎医科大学2年生の試験の鬼門は?

川崎医科大学の1学期の試験で例年「鬼門」と呼ばれる難しい試験は、

代謝

です。

代謝学は、一般的に言う「生化学」です。
川崎医科大学の代謝学では、過去問通りではない出題が目立ちます。
とはいえ、問われるトピックスは変わらないものが多く、聞き方を変えているので、
本当に生徒さんが理解しているかを問う良い問題が作られているとも言えます。
したがって、過去問を覚えるという対策では効果が薄く、
「代謝マップ」と呼ばれる各物質の関連をまとめた表をしっかり覚えていくことが重要となります。

2020年度の試験の注目点

また、今年の試験は1つ注意点がありました。
それは何かと言うと、新しい科目が出てきたことです。

正確に言うと、昨年まであった「分子細胞生物学」という科目が、
2つに分かれました。
「生命科学Ⅱ」という科目と「基礎医学による病態理解」という科目です。

新しい科目というのは、皆さんの頼りの綱である「過去問」がありません
不勉強な人あるあるの、前日に過去問を丸覚えするブースト効果が使えないのです(笑)

さて、話を戻すと、「生命科学Ⅱ」と「基礎医学による病態理解」については新しい科目なので、

・どれくらいの難易度か?
・どんな形式の試験か?

の注目が(少なくとも石戸的には)集まった試験でした。

それでは、2020年度の川崎医科大学の2年生(M2)の期末試験の結果はどうだったのでしょうか?
いよいよ結果発表にうつります!!

川崎医科大学2年生の期末試験の平均点ランキング(2020年度版)

1位 平均点94.7点 情報活用と組織行動

2位 平均点94.5点 他者への関心と新たな交流

3位 平均点89.7点 生体と微生物1(細菌)

4位 平均点88.3点 リベラルアーツ選択Ⅱ

5位 平均点82.1点 機能系統合実習

6位 平均点78.2点 臨床発生学

7位 平均点76.9点 生体内情報伝達

8位 平均点72.6点 代謝

9位 平均点67.8点 人の行動と心理

10位 平均点66.3点 基礎医学による病態理解

11位 平均点66.2点 ゲノム医学

12位 平均点65.2点 生命科学Ⅱ

例年、「代謝」が難しいと言われていますが、今年は他の教科の方で苦戦された方が多いようです。
特に、新しく登場した2科目の平均点はどちらもかなり低いですね。

新しく登場した2科目の平均点が低い要因の1つは、やはり過去問がないことだと考えられます。
大学の試験において、過去問がいかに大事かを物語る結果となったとも言えるのではないでしょうか?

医進ゼミの成果は??

さて、最後に、余談ですが、川崎医科大学の2年生の試験において、
医進ゼミの成果はどうであったかの発表をして終わりたいと思います。

今回の2年生の試験、医進ゼミの成果は、、、

難関と言われる代謝の試験結果は、
全員合格!
という結果でした。

一方、今年新しく登場した
生命科学Ⅱの試験結果は、
1名不合格
基礎医学による病態理解の試験結果も、
1名不合格

となりました。
やはり、新しい試験科目については、対策が甘くなりますね。
来年度こそは、全員合格を目指したいと思います。

ところで、難関と言われる代謝で全員合格した秘密は、
先日の記事でご紹介した「秘密兵器」のおかげです。
まだ、ご覧いただいていない方は、誰でも使えるとても効果的な試験対策法なので、ぜひご覧ください。

ちなみに、留年しないための3つのポイントという記事も
以前書いているので、良ければそちらも参考にしてください。

以上、今年の2年生の試験結果について記事を書かせて頂きました。
参考になれば嬉しいです。

(追伸)
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