【川崎医科大学1年生の方必見!】効果的な総合試験対策とは?

医学部進級対策ゼミ「医進ゼミ」の代表の石戸です。

この時期、川崎医科大学の1年生の
親御さんやご本人さんからお問い合わせを頂きます。

もちろん、お問い合わせ内容は、
20日・21日に迫った総合試験対策についてです。

初めての試験で進級がかかっているのですから、
戸惑うお気持ちも十分わかります。

本日は、総合試験対策として、
効果的な試験対策法についてお伝えしたいと思います。
この試験対策法は、1年生だけでなく、
今後もずっと使える方法ですので、ぜひご活用頂ければと思います。

川崎医科大学の総合試験制度

まず、初めに、川崎医科大学の「総合試験制度」について
簡単に説明させて頂きます。

川崎医科大学の総合試験とは、
進級を決めるための試験です。

言い方を変えれば、
この試験に落ちて初めて留年が確定します。

他の大学では、
必修科目を1つでも不合格になれば、
即留年が決まるという大学がありますが、
川崎医科大学ではそうではありません。

1年生で言えば、難しいと言われる
「解剖」の単位や「脳神経・感覚器」の単位などを
落としたとしても、それだけでは留年になりません。

この総合試験について説明させて頂くと
すごく長くなるため、仕組みについては、
また、別の機会にご説明させて頂きたいと思います。

今おさえて頂きたいことは、
この「総合試験」が進級の鍵を握る試験だということです。

そして、この「総合試験」
その名のごとく、1年生の主要科目の全ての分野から出題されます。

この「総合試験」で62%以上を取れた方だけが、
進級することができます。

効果的な総合試験対策法とは?

取るべき得点率がわかったところで、
いよいよ本題に入りましょう。

効果的な総合試験対策法とは何か?

結論から言えば、「過去問を分野ごとに勉強する」ことです。

ポイントは、「過去問を」という点ではなく、
「分野ごとに」という点です。

多くの人が、総合試験の過去問を「年度ごとに」勉強します。
こうすると次の3つの理由から効率が悪いです。

1.各科目の出題傾向がつかめないから
2.分野を横断することで集中が途切れるから
3.はかどらなくて焦るから

それぞれ説明していきましょう。

「年度」ごとの勉強がまずい理由1)出題傾向がつかめないから

「年度ごと」に勉強していくと、
最初に「解剖」をやり。次に「腎尿」、次に「循環器」
という形で様々な分野の問題を解いていきます。

この時に問題になるのが、解く時に、
めちゃくちゃ時間がかかるという点です。

1つ1つの答えを確認し、
間違っている選択肢の何が間違っているかを確認するのは、
途方もなく時間がかかる作業です。

ですから、例えば、
2019年度の過去問を解いているとしましょう。
2019年度の「呼吸器」の問題を解く。
その次の「腎尿」の問題を解く。という形で、
解いていき、2019年度の問題を全て理解するのに
3日間かかったとしましょう。(←実際は通常もっとかかることが多いです)

そうなった時、次の年度(2018年度)の「呼吸器」の問題を解くのは、4日後。
この時には、1日目に解いた「呼吸器」の問題の内容なんて、何となくしか覚えていません。

このように、「年度」ごとに解いていくと、
同じ分野の問題を解くのに、日がかなり空くため、
出題傾向をつかみにくいという大幅なデメリットがあります。

一方、「分野」ごとに解いた場合、
2019年度の「呼吸器」、2018年度の「呼吸器」、2017年度の「呼吸器」・・・
と解いていくため、出題傾向をつかむことができます。
だからこそ、「年度」ごとではなく「分野」ごとに解くことを強くお勧め致します。

「年度」ごとの勉強がまずい理由2)集中が途切れるから

「年度」ごとに勉強すると、
様々な分野にまたがって出題されます。

最初は「統計」次は「物理」という形で10問ごとくらいで、
出題分野がどんどん変わります。

慣れてきたと思ったら、すぐ次の分野にいくので、
すぐに集中が切れてしまいます。

一方、「分野」ごとの場合、ずっとその科目の内容なので、
集中しやすいです。
また、キリの良いところまで終わらせようという心理が働くのと、
「分野」を全て終わらせたら、達成感があり、好循環の集中環境が生まれるためお勧めです。

「年度」ごとの勉強がまずい理由3)はかどらなくて焦るから

理由1でもお伝え致しましたが、
「年度」ごとの勉強はかなり時間がかかります。

わからない問題をその都度調べてという形で勉強を進めるので、
なかなか思うように進みません。

しかし、試験の日は刻一刻と近づいてきます。

そうなると、全然捗らない状況に焦り、
余計に勉強に手がつかなくなるという悪循環が生まれます。

一方、「分野」ごとにすすめていく場合、
最初の時こそ時間がかかりますが、
同じ問題もよく出るため
次の年度以降の解くスピードが格段に速くなります。

進んでいる感触を得ながら勉強できるので、
「分野ごと」に勉強するのが超絶お勧めです。

「年度」ではなく「分野」を!

「分野」ごとに進めていくことの
メリットを感じて頂けたでしょうか?

「年度」から「分野」に勉強を変える。
こうするだけで、かなり成績の伸びに変化が出るので、
ぜひ意識して取り組んでみて頂ければ幸いです。

この記事があなたの川崎医科大学・総合試験攻略の一助となれば幸いです。

(追伸)
医進ゼミでも、もちろん、
分野ごとの対策を行っています。

総合試験まで時間がなくて、
・分野ごとに問題を整理する時間がない。
・1つ1つの問題の解答を調べる時間がない。
という方は、ぜひお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先
→ https://ishin-zemi.jp/request/
お電話でのお問い合わせも大歓迎です
0120-800-277(10時~21時:土日祝日でもお問い合わせ頂けます)

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