医大生のための解剖学実習を充実させる3つのポイント

医進ゼミの石戸です。

本日は、解剖学実習で後悔しないための3つのコツ!
をテーマにお届けします。

塾で4年生・5年生・6年生の授業を行っていると、毎年のように、
もっと解剖をしっかりやっておけば良かった」という声をいただきます。

実際、解剖学をやってみると、勝手がわからないため、
どうしたらよいかわからず、気づけば思うようにできずに、
実習が終わってしまったという方が本当に多くいらっしゃいます。

解剖学はせっかく学べる貴重な機会であり、
今後の学習にも活きる重要な科目なので、
有意義なものにしていただきたいと思います。

これから解剖学を学ぶ1年生・2年生の方はぜひ本記事をご覧いただき、
参考にしていただければ嬉しいです。

ちなみに、本記事の内容は動画(You Tube)でも解説しています。
動画でご覧頂きたいという方は下記リンクから動画の方でご覧ください。

 

解剖学実習を充実させるための3つのコツ

まずは、解剖学実習を充実させるための3つのポイントを、結論から申し上げると…

1、全て見ようとしないこと

2、大きな構造に着目すること

3、時間を決めて予習すること

です。

こちらの3つのコツについて詳しく解説させて頂く前に、
まずは、解剖学が重要である理由から説明させて頂きます。

解剖学が重要である2つの理由

実際に解剖学実習をされたことのある学生さんの中には、

「もっと真剣にやっておけばよかった。。。」と、後悔されている方がたくさん見受けられます。

そのように後悔する理由は大きく2つあります。

1つ目は、解剖学がとても重要だからです。
様々な病気を学習していく上で、病気がどこの部位で起こっているものかを分かっていなければ、病気に対するイメージが掴みにくく、アプローチ法も分からないなど、病気に対する理解度が低くなります。解剖学は病気を理解するうえで極めて重要なのです。

2つ目は、解剖学実習というものが初めてでどうすればいいか対策が分からないからです。
分からない状態で解剖学実習が進んでいき、慣れてきたころに実習が終わり後悔する…というのが解剖学実習のあるあるです。

なので、解剖学実習が始まる前に、3つのコツを学び、自身の解剖学実習に役立てて頂けたら、と思います。

では、今回のテーマである、解剖学実習を絶対後悔させない3つのコツについてお伝えしていきます。

冒頭でお伝えしましたように、3つのコツというのは、全て見ようとしないこと、大きな構造に着目すること、時間を決めて予習することです。この3つのコツについて、1つずつ説明させていただきます。

解剖学実習のコツ1:全て見ようとしない

コツ1:全て見ようとしないこと

解剖学実習というものは、人体の構造全てを見て理解するための十分な時間は設定されていません。なので、まずは、すべてを見て理解しようとはしないことを前提に考えてください。実習時間は限られているので、時間配分を考えて実習に取り組むことが非常に重要となります。では、どのように時間配分を考えればいいのか?ということがコツ2に繋がります。

解剖学実習のコツ2:大きな構造に着目する

コツ2:大きな構造に着目すること

まずは教科書や授業に太文字で書かれている、といった強調されている構造が大切です。例えば血管で言えば、大動脈弓、腕頭動脈、左総頚動脈、左鎖骨下動脈、です。そういった大きな構造に優先的に着目し、時間がなければ、細部の構造は深追いせずに、次へ進むようにしてください。

解剖学実習のコツ3:時間を決めて予習をする

コツ3:時間を決めて予習すること

解剖学実習の時間は限られているので、効率的に行うことが重要です。そのためにも、その日の実習で何を見るか、予習をして明確にしておくことが大切です。ですが、予習に時間をかけすぎてしまうと長続きしないので、予め予習時間を決めておくことがポイントです。前日に30分や1時間程度と時間を決めて予習をし、次の日の実習で何を見るかを決めて臨んでください。

まとめ

長くなったのでまとめておきましょう。

解剖学実習の時間は限られているので、全て見ようとはせず、時間配分を考えて実習に臨みましょう!

効率的に解剖学実習を行うために、大きな構造に着目しましょう!大きな構造を確認出来たら、先に進むようにしましょう!

そのためには、大きな構造はどんなものか?を把握して実習に臨む必要があるので、しっかり予習をしましょう!予習をする際には自分の負担とならないように予め予習時間を決めておくことが大切です。前日に決められた時間内でしっかりと予習をして次の日の実習に臨んでください。

3つのコツを守ることによって、あなたの解剖学実習が充実したものになり、後悔しないものになります。是非、意識してください!

この記事をきっかけに解剖学実習が充実したものになり、
進級試験・卒業試験・医師国家試験を乗り越えるうえで解剖学実習の内容を活かすことができればとてもうれしく思います。本日もご覧くださりありがとうございました。

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